雪山入門の定番、入笠山。標高は1,955mですが、ゴンドラで1,780mまで上ることができるためスノーシューでのスノートレッキングやアイゼンの練習など、「初めての雪山」としてお勧めです。
ルート
ゴンドラ山頂駅→入笠山→ゴンドラ山頂駅
距離4.7km
コースタイム:2時間
危険な箇所
危険な箇所は特にありません。
非常に手軽に楽しめる山ではありますが、雪山には違いありませんから転倒には気をつけましょう。
入笠山の東側斜面は「富士見パノラマリゾート」というスキー場として知られています。
よって気温や積雪情報などの必要な情報は富士見パノラマリゾートの公式サイトから得ることが可能です。
富士見駅→富士見パノラマリゾート
朝8時の八王子発あずさ3号で富士見駅へ。
普段の登山を考えるとずいぶんスロースタートですが、これは富士見駅から富士見パノラマリゾートまでのシャトルバスが10時発のためです。
09:42、富士見駅着。
シャトルバスは満員になってもすぐ次のバスが来ます。
ただ10分ほどの道程なので早くスタートしたい場合はタクシーでもいいのかもしれません、呼ばないといけないけど。
ちなみに帰りのバスは15時に富士見パノラマリゾート発です。駅からは10時発、帰りは15時発とこの1往復しかありません。
バスが到着してまず目に入るのは、リフトのチケットを求めるスキーヤーやゴンドラチケットを求める登山者が入り混じった大行列。
この日は、チケットを買うまで30分、さらに一番奥にあるゴンドラ乗り場を探してからの行列で30分。
スキーヤーのリフト券と違い、登山者用の1往復のゴンドラチケットが用意されています。
往復チケット料金は2,000円ですが、モンベルの会員カードで割引があります。
チケットを買ったら、ゴンドラ乗り場まで少々歩きます、一番奥のすずらんがゴンドラ駅です。
結局ゴンドラに乗ったのは11時でした。
この日の山頂の気温は-2°、暖かい日でした。
ゴンドラ山頂駅→入笠山
ゴンドラで山頂駅に着くと、アイスクライミングの体験をやっていました。
予約が必要なようですが、道具をまるっとレンタルして5,000円だそうです。
ゲレンデを見ると、奥には八ヶ岳が。
ここでスノーシューなりアイゼンなり装着して、スタートします。
左奥、ゴンドラ山頂駅を出て左手になりますが、案内板があります。
この案内板の横から登山道に入っていきます。
歩いて10分少々で入笠湿原へ。
入笠湿原を通り、鹿ゲートを通過すると、
山彦荘の前を通って進みます。
マナスル山荘手前で広く広がる花畑。
この時期は当然花はありませんが、眺めも良いため上まで登ってみました。
ここでは滑落停止訓練してる人がいましたね、ヒップそりで遊んでいる人たちも。
上でランチの登山者もいました。
登山道に復帰して、進みます。
岩場コースと迂回コースの分岐があります。
どちらも時間は変わらないので、今回は岩場コースを進みました。
振り向けば八ヶ岳、こんな登山道を歩いていくと、すぐ山頂です。
山頂標識が大人気過ぎて人だらけのように見えますが、山頂が広いため実はそんなことはありません。
ただ、山頂標識周辺だけはやたらと人が多いです。
しばし休憩。
開放感がありますね。
山頂から反対側に降りていくと、岩場迂回ルートと合流します。
花畑の先には、マナスル山荘が。
あとは来た道を戻ってゴンドラ山頂駅へと進みます。